ホストの正念場はお祭り?どんな人を選んでお祭りに行くの?

おまつり

歌舞伎町には花園神社という有名なお祭りがあります。
何が有名かというと、ホストと客がよく来る事で有名なお祭りです。
私も一緒にお祭りに行きたい!と思っても他の人とお祭りに行ってしまった…もしかして一緒に行った人が本命なのでは…
そう思ってしまいそうですよね。

ではどんな人とお祭りに行くのでしょうか?まずはホスト目線から客に対しての格付けから見ていくとわかりやすいです。
この流れはどのイベント(クリスマスやお祭り以外の事)でも通用するので覚えておきましょう。


 

【客の格付け】
①お金をかなり使う(太客or本営)
②滅多に来ない (細客)
③育ちそう (育て)
④お金を使ってくれないけど自分好み (趣味)

大きくこれくらいに分けられます。
でもこれだけで選ぶわけではありません。ここからさらに分けられます。

【性格】
①お祭りに行かなきゃ面倒になりそう
②連れていけなくても大丈夫だろうor客のアフターと言えばなんとかなるだろう

【時間を使う事によってのメリット】

そして極めつけは使う時間に対してのメリットです。

例1)
客の格付け①、性格①を組み合わせてみましょう。本営している太客がいるとします。
このお客さんが切れてしまうと大変ですね、売り上げに大きく影響してしまいます。

結果:メリットとしては大きい

例2)
客の格付け③、性格②を組みあわせてみましょう。この場合はどうでしょうか?一見、性格の部分で連れて行かなくても大丈夫という結論になりがちですがここがポイントです。お祭りに連れて行かなくてもお客さんは「しょうがない」と思いますよね、これは育っていないので当たり前です。「私よりお金を使っている他のお客さんを連れて行くんだろうなー、しょうがない」と客は判断します。

でも連れて行った場合はどうなるでしょうか?
「他にもお客さんがいるのに私を優先してくれた。なんで??」と特別扱いされている錯覚になってしまいます。だからこそ育ての最中は連れて行く可能性は高くなり、後のメリットとして考えると大きいのです。

例3)
客の格付け②、性格①を組み合わせてみましょう。お分かりの通りただ面倒くさい客なだけですね。まず行くことはありません。行く場合は細客という位置づけではなくホストから見ると育てという位置づけになります。
客がまったくいない場合は仕方なしに行く場合もあります。

例を見ると例1と例2のどちらかに絞るのは女性側から見てもお分かりになるのではないでしょうか?
そして最後の仕上げです

【比較】

格付け、性格、メリットを考慮した上で絞り込んで最後は比較です。
例では簡単に言うと

①お金を使ってくれるエース:売り上げの大半を占めお祭りに連れて行かないと不機嫌になる…場合によっては本営をかけているためこんな時に連れて行かないと疑われる、売り掛けを飛ばれる…

②育て中の客:色恋をかけてたり相手に好きと言ってるが完全に信用してくれない。でも育ったら使ってくれそう…

この二つの葛藤をしながら最後には選ぶわけです。ほとんど①のエースを選ぶのではないでしょうか。勝負師のホストは②を選ぶ人もいるかもしれませんが大半は安全策をとります。

結果的にお祭りに一緒に行けなかった!一緒に行く客が本命か!そんな事を考える必要はありません。
何が一番メリットか、それを考え動いているだけです。