ホストの売り掛け金(売りがけ)が支払えない時の対処法
ホストの売り掛けとは?
ホストの売り掛けとは簡単に説明するとお客さんがお店に借金する事です。
これはお店によって色々違いますが一般的には2種類あります。
■お店にお客さんが借金をする
■お店にはホストが立て替えた名目になり、借用書などにサインをさせられ金銭を貸し借りした事になる(サイン無しの場合が多い)
以前はお店にお客さんが借金をする事が多かったのですが、最近はお客様側に知恵がついて踏み倒す人が増えてきたので2018年現在は名目上、ホストとお客さんの間の貸し借りになっている事が多いです。 お店にお客さんが借金をすると飲み屋の時効というものが発生し、1年支払わない・支払いの意思を見せないと時効によって払う義務が無くなってしまいます。その事から金銭の貸し借りという事にしているホストが多いようです。 時効には取得時効と消滅時効の二つが存在しますが、貸し借りは金銭貸借で消滅時効にあたります。 原則10年ですが、こちらも途中で返済の意思や借金があることを認めてしまうとそこからまた時効計算がスタートして10年経過しないと時効になりません。 ホストクラブ相手に踏み倒すお客さんが多いため増えた防衛策とも言えます。
売り掛けを払わないとどうなるか?
当然ですが催促されます。
滅多に無いことですがホストによっては暴力をふるう場合もあります。
そして締め日に間に合わない場合はホストの売り上げから引かれます。
例)売り上げが50万であなたが使ったお金が10万円なら?
売り上げ50万→給料25万円
売り上げ40万(-10万未回収)→給料15万円
このようにホストにとって給料が減ってしまいます。さらにお店によりますが売り掛けの10万円はホストが自腹で払う事になりますので売り上げにならないのに後から10万引かれるのは無駄すぎるという事で、締め日に自腹で立て替えるホストのほうが多いです。自腹で払っておけば給料+後から回収で最終的には問題ないですからね。
ただし自腹で払う能力が無い、お客さんと連絡が取れないとなった場合当然焦りますから激しい取立てを食らうことになります。
払う意思はあるけど間に合わない時はどうすればいいのか?
せっかくなのでまずはギリギリの状態を楽しみましょう。
店で使わせるときは優しい。売り掛け回収で本性が出る。そんなもんです。
間に合わない、怒鳴られる、この時点で相手の底が見えています。さっさと払っておさらばするのが一番です。
さて肝心の間に合わない時にお客さんが取ろうとする行動は数パターン
■締め日ギリギリまで相手に何も伝えず何とかしようとするパターン
■夜の仕事を短期間だけやろうとするパターン
■逆ギレ
ギリギリまで締め日に間に合わない事を言わないのもNGです。間に合う算段があれば話は別ですが。
もし間に合わない可能性を感じているのであればあらかじめ先に伝えておいたほうがいい場合があります。立て替える力が無いホストは他のお客さんに立て替えてもらえる場合がありますが当日ギリギリじゃ対処しようもありません。
夜の仕事を短期間だけやろうとするパターンはアリですが、まぁ返済終わったらさっさと辞めたほうがいいです。短期間に大金稼ぐ事を覚えると2度と普通の感覚には戻れません。お金より大事なものを失います。
ギリギリまで頑張るけど間に合わなかったらごめん!と正直に言ったほうが早いですね
■締め日には最低どれくらいは貯められるか
■足りなかった分はいつまでに払えるか
これを正直に伝える事で払う意思を感じますし、ホスト側もそれ相応の対応が出来ます。
友人の借金と一緒です。返済日までに返ってくると思ってたお金が当日足りない、となったら怒りますよね。そのお金が入る事で考えてた予定があったら全てが狂います。全てを返済するのが当然ですが、前もって上記の事を言われたら一瞬頭にはきますが当日急に言われるよりはこちらも対処しようがあります。
もし上記の事を言っても追い詰めて来るようなら元からお金としか見られていないって現実もみれていい勉強になるんじゃないでしょうか。そういう相手を選んだ自分の見る目の無さを呪いましょう。
まとめ
惚れた相手と楽しく飲んで騒ぐ、これがホストクラブの醍醐味。借金をしてでも相手に尽くす事は尽くすとは言いません。使えば使うほど好きになってもらえるのではなく、お金の対価で優しくしてもらえるだけ。
借金してまでお酒飲んで使った金額の半分が相手の給料・・・
これって誰得なの???
売り掛けが間に合わねーって時こそ冷静に見直せるチャンスかもしれません。
—————————-
学生だけど売り掛けがあって・・・という方は合法的に払わなくてもいい場合があります。
以下からご相談受付してます
↓